01 / ABOUT THE PLACE
この一軒について。
湯気を立てながら大皿いっぱいに広がる、熱くとろみのあるピリ辛のあんかけ。中野坂上の路地にあるミッキー飯店で多くの客が目当てにするのが、このあんを豪快にかけた看板料理「ミッキーライス」です。ご飯が見えなくなるほど注がれた餡の中には、たっぷりの五目野菜や豚肉に加え、大ぶりに切られた柔らかな豚レバーがごろごろと潜んでいます。しっかりとしたコクにピリッとした辛味とわずかな酸味が重なり、重量感のある盛り付けでありながらレンゲを動かす手が止まりません。
昭和44年の創業時から受け継がれるこのあんは、ご飯だけでなく麺料理でも主役を張っています。細麺の上に熱々の餡を重ねた「ミッキーメン」は、スープと餡が絡み合って身体の芯から温まる一杯。香ばしく揚げたパリパリの麺に胡椒の効いた餡を合わせた「ミッキーカタ焼ソバ」も、食感のコントラストが際立つ魅力的な選択肢です。あんかけ料理と並んで評判を集めているのが、真っ黒な見た目とニンニクの強烈なパンチが印象的な「ニンニクチャーハン」。半チャーハンとラーメンの組み合わせやミニワンタンスープのセットも用意されており、その日の気分に応じた町中華の醍醐味を味わえます。
店内はカウンター席5席とテーブル2卓というこぢんまりとした空間で、お昼どきには開店前から列ができることも珍しくありません。営業時間は火曜・水曜・金曜・土曜の11時15分から13時15分までの2時間に限られ、支払いは現金のみとなっています。少し時間に余裕を持って訪れ、どんぶりや平皿からあふれんばかりの力強い一皿と向き合ってみてください。



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